三匹と夫婦

  

1月のキャンプスタート以来、今年2度目のキャンプに行って来ました。



今回は2回目の訪問となる塔の岩オートキャンプ場です。前回は3年前の春でした。
今回の久しぶりなキャンプで、相方は雰囲気の好きなひるがの高原キャンプ場に行きたがっていたものの、、天気や仕事の様子を見ながらの直前予約では既に出遅れて満サイトとなっており残念です。(しかし、あの広大なキャンプ場が満サイトになるとは、予想だにして居らず。ブームを痛感する次第となりました)

私の中では、秋と言えば『恵那の栗』との思いもあり、前回の印象が悪くなかったのでこちらを候補に予約を入れました。



ところで、今回は久しぶりのキャンプにもかかわらず、相方のお母様とそのお友達をご招待しています。さてさて、どうなることか。

テントは、いつものトルテュと、お客様用にレボルームを張りました。レボルームはタープメインポールの張り綱内に設営できるため、タープを張った経験のあるキャンプ場ならば二張り目のテントでも設営スペースに不安は有りません。
タープは天候を気にして大きなレクタにしましたが、やはりレボタープの方が似合いますね。



レボルームはずいぶん前に購入しておりましたが、使用はまだ3度目。骨組みが無いためにフライのペグ位置がなかなか定まらず、アタフタと手を焼きました。





そんなアタフタした私の事情など、みじんも興味が無い三匹は様々なことを訴えてきます。



アインが巻いているスカーフの中身は保冷剤。後に記しますが、暑さは心臓に負担を与えると言われており、少しでも暑くなりそうなときはこのスタイルで身体を冷やしています。



三匹が暇だよーって言って居るように感じますが





それとも実は、「おやつは〜？」でしょうか？



アイン「なんかちょうだい」
ムート「オイラおなか空いて､､､､」
リーベ「おら！早くよこしなさい」(なんてことは思っても口にはしない、、はず？)



いつものキャンプでは散歩三昧のはずが、余裕がなかったのに加えて

夏場のキャンプやお出かけを控えていた理由でもある三匹の身体状態。
アインが心臓
リーベが前庭
ムートが後ろ足

と、それぞれ何かしらを抱えるようになって、以前のように走り回らせてあげることが出来なくなりました。


だからと言って暇なのも可哀想なので、オヤツを時々あげています。




リーベは動きが速すぎます。前庭疾患があるのだから、もっとゆっくり動いてくれないと。



少し一息ついて、暗くなりはじめた頃に夕食に取りかかりました。写真は一切有りませんが、今回はお母様のリクエストでBBQです。我が家にとっては久しぶりのBBQですね。
三匹はいつものように鶏ササミと焼き芋です。


そして、キャンプのお楽しみの一つである、焚き火タイム。



夜は少し肌寒く、炎が心地よかったです。



我が家の焚き火の友。今回は大判焼(今川焼き？地方で呼び名が違うのでしょうか)


薪の爆ぜる音と川のせせらぎが聞こえ、とても静かな夜でした。

そして瞬く間に朝が訪れて。



とても良い天気です。





三匹も気持ちよさそう。と思ったら、眼下の焼き芋に釘付けでした。(笑)

朝食は



目玉焼きを焼いて



ハンバーガーを頂きました。

暑くなりそうだったので、延長をせずにせっせと撤収をはじめましたが、12時だと思っていたチェックアウトが11時迄で、かなり焦っての作業でした。


その後は、中津川方面へ向かい、道中で美味しいと評判の満天の星一休にて栗おこわと粉餅を餅を購入し、馬籠宿のそば屋さんで昼食を取りました。
ここ、そば処まごめやは、犬連れで食事が出来ます。しかも、テラスとかの外席ではなくて犬連れ専用の離れでです。テーブル毎に角が作ってあり、わんこも落ち着いて過ごせます。
ここ最近の馬籠観光での我が家の定番になってます。
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今回はサービスランチとノンアルコールビールを頂きました。
栗おこわと蕎麦にアマゴの甘露煮、豚カツ。これで1,000円。

三匹はテーブルの下で持参したおやつを少しずつ。

　

ここでお母様達とはお別れし、我が家のもう一つの定番恵那福堂で栗きんとんを購入しました。栗きんとんは人それぞれ好みがあると思いますが、我が家はここが一番です。

下道をのんびりと帰って、荷物を下ろして片付けて、


食べきれなかった食材と、
(お揚げは、通りかかって目にとまった飛水食品。厚揚げも買って、BBQのときに焼いて頂きました。お豆腐の味がしっかりしていてとても美味しかったです。我が家の定番になりそう。)


栗おこわ


栗粉餅


栗きんとんをいただいたところで、疲れはてて眠りにつきました。

アインも、


気持ちよさそうにスヤスヤ。



加齢によって心臓が弱ってきたアイン。暑さが一番の負担だとか。歩きはヨタヨタになって、抱っこやカートに乗る時間の方が長くなってきました。

我が家に迎えたばかりの頃のアイン。

炬燵の下のラグから外へ出るのに恐る恐るでした。


リーベとムートはまだまだ元気いっぱいだけど、
リーベは元気だからこそ、頭を振り回して再び前庭疾患の目眩が出たら大変です。次は後遺症が残るかもと言われるとね。

ムートは生まれつき後ろ足が弱くて。太らせてはいませんが、スタンダードを知らない人からは「スタンダードですか？」と言われるほどの巨体故に膝への負担は大きく、沢山歩くと膝がカクカク。


生まれて間もない頃のリーベとムート。いつも2匹でじゃれ合っていましたが、この頃から小柄なリーベの方が強かった。

加齢とともに色々なところが出てきて。それでも大きな怪我や病気は無く、調整しながらでも外で遊ぶことが出来るだけ幸せかな？
涼しくなってきたから、また沢山、お出かけしましょうね。


アインに甘えん坊な2匹。
今でも、2匹はアインに甘えん坊。まだまだ、楽しいこといっぱいしないとね。





さて、キャンプ場について。

ほとんどのサイトが正方形に近く、設営がしやすいかなと感じます。地面は細かい砕石が多く、水捌けは良さそう。所々硬いところがあり、ソリステでも辛い音も。また、四サイトが向かい合わせになっていて、グループにも使いやすいのかと。

サイトとサイトの間は、岩が置いてあって(石垣にはなっていなくて隙間だらけ)、どう感じるかは人それぞれかな。人の多い季節になると、隙間からサイトを横切られたりするかな？
木は多く、落ち着いてはいるけど、前述のように隣が居るとプライベート感は無いと思います。
我が家は、犬が居るので端っこの方にとお願いしたので、本当に端っこで、周りから離れていて落ち着いていました。





炊事場、トイレ、シャワーどれもキレイにしてありますが、この規模にしては、数が少ないかな？と感じます。

直ぐ横を付知川が流れていて、水遊びにはちょうど良いとおもいますが、流れがあるのでご注意を。
広場は川の反対側に有り、安全面から言って有難いのでは？と感じました。

やはり、川のせせらぎの力は大きく、周りの音は一切気になりませんでした。

ただ、ここは10月いっぱいまでしかやっていないので、我が家としては利用する機会は少なくなります。

さて、次は10月。ひるがのにリベンジでしょうか？寒いかな？